世代的には「キャプテン翼」にはハマらなかったので語れないのだが、この「GIANT KILLING」(あえて訳せば、大物食い)は面白い。
かつてチームを崩壊に追い込んだゲームメーカーが、チームの切り札的監督として戻ってくる。と書くと、大変ありきたりのNHK「プロフェッショナル」的な感動物語を予想しそうになるが、この主人公ときたら、チームの柱だった選手をサブに回すは、実績のない若手を先発で使うは、わざとチームを崩壊にもっていこうとしか思えない、マンガならではの過激な方法で結果を出していくという話。
チームを崩壊させる手法から結果を出すというカタルシスが、ウケてる理由なのかもしれない。
週刊ではだいたい追いかけてたけど、ついにコミックも2巻まで買ってしまった。5巻までそろうのは時間の問題だな、きっと。
ちなみに、ここ1年ほどで勝ったコミックはといえば、西原を除くとたがみよしひさの「軽シン スプラウト」、中村光「聖☆おにいさん」くらいかな。サラ・イネス「誰も寝てはならぬ」もそろそろ買いそろえたいのだけど、先立つものが……。
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